civ5「アフリカ争奪戦」シナリオ ボーア創造主クリア 「勝利を讃えよ」実績解禁
どうもSetca.です。前回のローマの没落から半年以上かかりましたが、civilization5の中でも最難関クラスの実績の一つと名高い「勝利を讃えよ」を解禁できました。大半は立地厳選に時間を費やしました
創造主ボーアクリア!!!!!!!!! 超嬉しい!!!! pic.twitter.com/9gFFBLSyxd
— Setca. (@setcanon) May 12, 2019
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基本方針
創造主ボーアは運要素がかなり強いのであんまり方針を定めることに意味はないのですが、大前提として神立地を引くまで粘ります。そもそもまともな立地が引けないと文明の維持すらままなりません。正直この作業がボーア攻略において一番大変です。
基本的には序盤にイギリスの都市を切り取る→あとは状況に応じて臨機応変に対応、終わり! …とまあ簡単に書いてますが、内政、戦争共に求められる地力はかなり高いです。通常シングルプレイの創造主と比べて、更にもう一段階レベルを上げた感じですかね。
実際の展開
序盤:都市出し~イギリス・ドイツ侵攻
ポルトガル・ズールーとの間に近海が広がっており、比較的防衛しやすい立地かと思います。実は途中まで湖だと思ってました。
首都の場所について、最初から4人分の食料がある、高級資源にアクセスしやすい、丘陵都市となるため生産力が高い、という3点からこの位置を選定しています。
このターンドイツとポルトガルに宣戦されますが、この段階では特に出来ることが無いためスルー。これまでにクリアされた方は初手イギリスに宣戦というのが多いようですが、ズールーからの立地ヘイトもヤバいので、今回は初手でイギリスに宣戦することはせず、イギリスからズールーに宣戦依頼を通してからイギリスに宣戦し、実質的なズールーとの共闘体制を築きます。イギリスは塩資源1つで宣戦依頼を受けてくれました。なお、今回のプレイではズールーが滅亡するまで常にヨーロッパ諸国にズールーへの宣戦依頼を出しています。
順調にイギリスの都市を占領していきます。なお、西に労働者を肉壁偵察に向かわせたところ、スワコプムントにはほとんど部隊が駐留してなかったので殴りにいきます。
スワコプムントは立地的に維持するのが厳しいため破壊。開拓者を新たに生産します。
中盤:内政注力
38ターン目にポルトガルと対等和平を結んだため、これ以降しばらく内政に専念し、一気に文化施設を揃えます。
50ターン目に首都プレトリアでエルミタージュ美術館が完成します。同ターン、スワコプムント跡地の内陸にヨハネスバーグを建設。国家遺産の各種ギルドもこのタイミングで建設していきます。プレトリアに著述家ギルドと芸術ギルド、ブロームフォンティンに音楽ギルドを建設後、ポートエリザベス・ケープタウンを併合します。どれかのギルド建設をもう少し早めていたらもう一人偉人を出せた可能性があるので、ここは反省点ですね。エルミタージュが重くなるので後回しにしていたのですが、立ち上がりも早くなるので先に建てていた方が良かったかもしれません。でも、オペラハウスはハンマーも維持費も重いんだよ。
ちょっとポカもやらかしていますが、この後各都市に文化系施設を揃えていきます。ちなみに文化系施設を建てる順番ですが、基本的にはモニュメント→国立博物館→円形競技場→オペラハウスと建てていくことになるかと思います(ちなみに都市のハンマーが33.4以上、あるいは社会制度の「文化的拠点」を獲得している場合は国立博物館から建てた方が得)。
また、通常プレイでは幸福への対処手段がそこそこ多い(社会制度等)上に幸福施設の維持費も馬鹿にならないためあまり建てませんが、今回はボーアの文明特性により人口が伸びやすいこともあり、動物園等の幸福建造物もガンガン建てていきます(余剰幸福度が文化点になる&終盤他都市を占領した際、極端な不幸状態に陥るのを防ぐため)。農場から文化が出る都合上、出来る限り農場タイルに市民を配置しておきたいですしね。
終盤:軍拡・防衛・侵略
内政が一段落したところ(都市毎に違うけど大体60~70ターンあたりから)で一気に軍拡に舵を切っていきます。
軍事ユニットの生産ですが、海洋に面したポートエリザベスとケープタウンではとにかく海軍ユニット(特にフリゲート)を全力で生産、ブロームフォンテインではフリゲートを少しとライフル砲・ガトリングを生産、首都プレトリアとヨハネスバーグでは外国人義勇兵とライフル砲を中心に生産していきます。ライフル砲は長射程でそれなりに火力も高い大正義ユニットですのでたくさん生産します。
その後はとにかくヨーロッパ軍を消し飛ばしていきます。ただしポルトガルとの戦争となると物量がヤバすぎて押し返せないため、幸福資源の譲渡等を行いながら最終盤まで避けるつもりでいました。終盤スコアが厳しそうであれば、こちらからポルトガルに宣戦、軍事ユニットを削ってスコアを上乗せするという魂胆です。ちなみに今回は十分に文化が出ていることもあり、結局ポルトガルと戦争する必要はなかったです。
86ターン目に大著述家と大芸術家が出現。両方傑作に変えたのですが、このターン、かつこれだけ文化出力が出ていると政治論文+黄金時代にした方がより文化が稼げたようです。幸い勝敗には影響しませんでしたが、思考停止で傑作を制作した部分は反省点ですね。ともあれここからは大詰めに。イギリスが占領していたウムグングンドロヴ占領を皮切りに、全力で野蛮な侵略者どもヨーロッパ軍を消し飛ばしていきます。まあ、直後にドイツに奪われるんですけど。
89ターン目に奪われたウムグングンドロヴを再占領、ついでに奪えそうなので北西のバガモヨも占領しておきました。不幸がヤバいのでどちらも傀儡国家にしておきます。北の方にヤバいほどポルトガルの探検家が見えますが、最悪宣戦されてもこの2都市が壁になってくれることを期待していました。ちなみに、もしここからポルトガルと戦争になった場合はライフル砲を最優先で狙っていたと思います。
もう陸のユニットはポルトガルの探検家以外ほとんど見られません。散発的に出てくる敵海軍を海に沈めて文化に変えていきます。なお、ポルトガルが宣戦してこなかったのについては、オスマントルコ・モロッコ・エジプトと泥沼の戦争をしていたのが理由のようです。何はともあれ助かりました。
勝利を讃えよ
ターン100。
時間勝利。
後半のエチオピアのスコアの伸びが気がかりでしたが、エチオピアに隣接するヨーロッパ諸国のヘイトを集めていたためか、エチオピアの地ではほぼ常時平和が保たれていたようです。ともあれ、VP2位のエチオピアとは約820点の差をつけてある程度余裕を持って勝利することが出来ました。
感想
もう二度とやりたくねえ。立地厳選だけで恐らく十数時間溶けてます。楽しいのは楽しいんですが、運要素が少々強すぎます。しんどいぜ。
特に軍事力も生産力も何もかも足りていない中盤までが難しいシナリオでした。逆にヨーロッパ諸国とある程度対等に渡り合えるようになる後半は案外楽です。軍事面でもしんどいんですが、ローマの没落と同様幸福度とゴールドがカツカツになるので内政の手腕も大いに問われてきます。総合的には良シナリオ…なのか?
プレイした上で、個人的にかなり重要だと思ったのがベルギーへの宣戦です。ポルトガルからの宣戦を避けるためにある意味仕方なく宣戦した部分もあるのですが、ベルギーとの戦争状態を維持することでエチオピアのスコア上昇をかなり抑制できるのではないかと考えています。あとは隙を見て早め早めの文化施設生産が大事ですかね。もちろん戦争との兼ね合いになりますけど。
civ5最難関実績と名高いボーアですが、ローマの没落に比べると必要とされる地力自体は低いのかなと思いました。その分細かい対応力はローマ以上に問われるイメージですが。まだやったことない人は是非やってみてほしいです。
次は「全能なるゼウス」か「オスマントルコの国造り」か「チンギス・カン」の実績を目指すと思います。はい。この3つが終わればあとは難易度的には低いものばかりになってくるので全実績解禁できると思います。頑張ります。