civ5「ローマの没落」シナリオ 東ローマ創造主クリア 「ローマよ、永遠であれ」実績解除
どうもSetca.です。この記事で書いてある通り、civilization5の中でも最難関クラスの実績、「ローマよ、永遠であれ」を解禁するためにここ1ヶ月ほど頑張っておりました。実際はチュウニズムやりに行ったりアルバイトしたり京都に旅行に行ったりしてたからそこまでやってないんですが
ローマの没落においてスコアは人口から産出されるため、とにかく幸福・食料に余裕があり人口が伸びる創造主AIは強いです。更にササン朝はたしか1.5倍のスコアボーナスが乗るため、東西ローマでの勝利を狙うにあたっては何よりも効率の良いプレイが求められます。
このシナリオ、ようやくクリアして実績を解禁できたので少しプレイ状況をまとめておきたいと思います。なお、ここではリセット等も含めて使えるものは最大限使っていきます。(尤も、今回はほとんどリセットせずに進めることが出来ましたが)
序盤の進め方
フン、ゴートが開幕から勢いよく攻めてきました。いつもの奴。ササン朝は主にエデッサに兵を向けてきます。幸い、ヴァンダルの初動はやや遅め。とは言えミストラは割とピンチで落ちないか若干不安でした。代わりに西ローマがガッツリヴァンダルに都市を落とされてたみたいですが……。
生産
斥候→トレビゾンド、テオドシオポリス、メリテネ、エデッサ、シルミウム、ナイスス
これらの前線都市では落ちることを前提に、少しでもユニットを出すことで時間稼ぎをしています。余談ですがメリテネは防衛に成功しました。代わりにパルミラにラッシュがいっぱい来ました。
ドロモン→アテネ、ミストラ、ニコポリス、セレウキア
前3つの都市は前線に遠い(ミストラにはめっちゃ蛮族が来ますが)というか陸上ユニットが間に合わないため、ディラキウム防衛→西ローマの援軍を想定。中盤からはトレビゾンドの奪還にも活用していきます。
セレウキアで斥候や戦闘弓射手ではなくドロモンを作った理由は2つ。まず、戦闘弓射手よりもコストが低く生産速度が1ターン速い(初ターンに都市の左のハンマー4鉱山→2ターン目以降イコニウムで活用されている鉱山と市民配置を変更することでちょうど4ターンで生産が可能)点。
そして対海軍白兵ユニット50%戦闘力ボーナスがあり、斥候・戦闘弓射手に比べてトリヘミオリアに対する抵抗力が高い、という点です。斥候は確かに斧兵から都市をガードするのには使えるんですが、ヴァンダルの場合むしろ海軍ユニットが問題なので、トリヘミオリアに有効打を与えることが出来ない斥候は採用しませんでした。
市場→アレクサンドリア
アレクサンドリアは前線から遠い上にゴールド生産力が高く、また初期にドロモンが配置されていることもあり防衛に困らないため早めに市場を建設し少しでもゴールド収支を改善します。邪魔な道路も撤去しましょう。
サーカス→キレネ
本シナリオにおいて最大の敵と言っても過言ではない幸福度問題。都市が多すぎる少しでも幸福に余裕を出すためサーカスは必須と言っても良いでしょう。前線が落ち着いてからは他の都市でもサーカスを建設していきます。また、最序盤にはメリテネを飢餓状態に陥らせることで人口を減らし、都市の不満の軽減を図ります。むしろド不幸では
戦闘弓射手→他
序盤は基本的に戦闘弓射手をガンガン生産し、相手ユニットを倒していきます。少々の赤字は許容するしかありません。
社会制度
農奴の蜂起→蛮族の徴兵制度と取得しました。単純に影響の少ないものから取っていく感じ。防壁のある都市なんてどうせほとんど占領されるので……。その後は帝位簒奪将軍→社会制度の不整備と取っていき、大赤字をそれまでため込んだキャッシュで耐えきるというのがオーソドックスな戦略でしょうか。
実際の展開
冬の時代
それぞれの色はフン、ササン朝、ゴートを表しています。
ターン4:トレビゾンド陥落
ターン5:テオドシオポリス、ナイスス陥落
ターン6:エデッサ陥落
ターン7:アマスィヤ陥落
ターン8:シルミウム陥落
(ターン14:テオドシオポリスがフン→ササン朝へ)
アマスィヤが落ちた段階でリセットしようか迷いましたが、シノーペである程度敵ユニットを減らせた上こちらの戦闘弓射手やレギオンはほぼ無傷で残せた点、対ヴァンダル及び対ササン朝が比較的上手く運んでいる点を加味し続行することにしました。
反攻の時
ターン17:エデッサ奪還
ターン18:ナイスス奪還
これ以降は(占領合戦は起こるものの)攻め込まれることはなく、反攻へと舵を切っていきます。戦線もある程度膠着しユニット数にも少し余裕が出てくるため、しばらくはサーカスや市場の建設、及び労働者の生産を進めながら内政力を確保していきます。(当然ながらユニットの生産も継続します)
国庫もギリギリのところで黒字に転換。今回のプレイにおいて国庫のゴールドが0を下回ることはありませんでした。
ターン23:アマスィヤ奪還→再陥落
ターン24:アマスィヤ奪還
ターン28:シルミウム奪還→再陥落
ターン29:シルミウム奪還
ユニットが揃い次第、どんどん都市の奪還をしていきます。ゴート族に占領された2都市は奪回に成功。残りはトレビゾンドとテオドシオポリスの2都市。70ターン目までに奪還すれば良いので、一旦休憩。
奪還した都市の防衛体制を整えつつ、西ローマの救援へ。具体的にはサロナエ・ラベンナの解放、そしてローマの防衛を行いました。ラベンナに関してはすぐ再占領されたし正直あんま意味なかったかもしれん。まあローマを落とされないことが一番大事です。1回ローマを落とされてフランクにスコア負けした経験が……。(なんで?)
正直操作が面倒になってきたのでドロモンを西ローマにプレゼントしたりもしたんですが、AIがあんまり上手く使えてる気配もないので出来るだけ自分で操作した方がよさそうです。
馬資源簒奪将軍
少し前後しますが、27ターン目のこと。社会制度は予定通り「帝位簒奪将軍」を選択。
蛮族がシノーペを包囲。ユニットが駐留しており、高級資源もないため比較的当たりと言って良いでしょう。変な場所引いたら敵ユニットを倒して乱数調整する予定でしたが、一発で引くことが出来ました。
しかし森林が多いこともありやや制圧に手間取り、馬資源を略奪されてしまいます。カタフラクトが生産不能になるので10ターン~20ターン後が少しきつかった。
前回金銭略奪将軍と言いましたが、今回は都市に攻め込まれることが無かったので、さしずめ馬資源簒奪将軍ですね。でも首都から比較的近いことですし、割かしちゃんと帝位を狙っていたのかもしれません。ともあれ反乱を鎮圧したことで、ここからは攻めへと転じていきます。
東ローマの全都市奪還、ペルシアへ侵攻
ターン41:アミダ占領→陥落
ターン42:アミダ占領→陥落
ターン43:アミダ占領→陥落
ターン44:トレビゾンド奪還
ターン50:テオドシオポリス奪還→陥落
ターン51:アミダ占領→陥落
ターン52:アミダ占領→陥落
ターン53:アミダ占領→陥落、テオドシオポリス奪還
ターン54:アミダ占領→陥落
ターン55:アミダ占領
アミダアミダアミダアミダ……。ある程度ユニットが用意できたため、残りの都市の奪還、及びササン朝の攻略へと移ります。
トレビゾンドは戦闘弓射手を中心とした陸からの砲撃とドロモンによる海上支援により攻略。しかしかなり都市防御力が高くなっており、奪還には時間がかかりました。フンの駐留ユニットは少なく、再占領される可能性が低かったため、ユニットは少々使い潰してでも都市へのダメージを優先していきます。
トレビゾンド攻略と並行して、ササン朝の都市アミダで占領合戦。アミダは人口12と多く、少しでもササン朝のスコアを削いでおきたいため早めに攻略します。トレビゾンド攻略後はアミダ攻略部隊の一部をテオドシオポリスへと向かわせたため、少し間が空いています。
テオドシオポリスは都市そのものが固いわけではないのですが、北東のアンティウムからササン朝の援軍がたくさん押し寄せてきます。今後ササン朝と泥沼の殴り合いになることも加味し、敵ユニットを減らすことを優先。少し時間はかかりましたが奪還に成功。
その後もアミダ攻防戦が続きます。歴史だったら屈指の名勝負的な奴で記録されそう(小並感)。55ターン目にしてようやくアミダを確保したため、数ターンかけて防衛体制を整えます。
4つ目の社会制度を獲得
53ターン目に、今回のプレイで最後となる社会制度を取得。選択したのは社会基盤の不整備です。交易路収入が半分になる非常に強烈な制度。
取る前
取った後
この社会制度を取った瞬間、大赤字へと突入。これまで貯金してきた分でゲーム終了まで逃げ切りを図ります。
最後の詰めへ
さて、スコアの伸び的には現状それなりに差をつけて勝っている状態にはなっていますが、西ローマが当てにならない&ササン朝のスコアは1.5倍の速度で伸びてくるためもう少し余裕が欲しいところ。
そこでササン朝の都市をもう1つ落としに行くことにします。
ターン的に大分前の奴ですが、それぞれの都市の配置としてはこんな感じです。狙う都市の候補としてはテオドシオポリスに近いアンティウム、アミダに近いトスピア、ニシビスのどれかになるでしょうが、今回はスコアにもある程度余裕があり、1都市占領すれば十分ということで平原が多く攻めやすいニシビスを狙いました。
ニシビスに大将軍による城塞を横付け。終わりも近いので大将軍は惜しみなく使っていきましょう。
ターン64:ニシビス占領
この時点で勝ち確です。再占領されても人口が激減するため、ササン朝のスコアを大分抑えることが出来ます。したがってとにかくここではスピード重視で1回占領するのを最優先しています。なお再占領されると城塞を奪われるため、奪い返すために2匹目の大将軍も用意します。
ターン65:ニシビス陥落
ターン66:アミダ陥落
ターン67:ニシビス・アミダ占領
ターン68:ニシビス陥落
ターン69:ニシビス占領
ニシビス・アミダ共に人口が減ったためスコアをほとんど産出しません。したがってここまでくれば防衛は適当でも良いと思います。内政もやる意味がないので、少しでも戦闘ユニットを温存するために労働者には肉壁になってもらいます。同志、貴様はペルシア送りだ……
時間勝利
ターン70:テオドラ・ホノリウスが時間勝利
敗北した。
勝った。
どうやら内部処理的には勝ちだけど、なぜか敗北画面が表示される(バグ?)ようです。ちょっと釈然としない。
ローマ連合のスコアは6332。2位のササン朝は6106と、約220ポイントほど差をつけての勝利でした。割とギリギリですが、1ターンで10~20ほどしか差が縮まらないため案外どうにでもなります。
創造主シナリオということもあり、スコアは余裕のアウグストゥス級。ローマって感じがする(小並)。
そして最難関実績の1つである、「ローマよ、永遠であれ」を獲得。civ5がちょっと上手い人ぐらいにはなれたかなあ? とは言え300時間ほどしかプレイしてないですし、まだまだ初心者の域を出ないかも。
これからも色々な実績埋めたりしながら上達していきたいですね。civ6の2つ目の拡張が出るまでにはなんとか……。
残りの超高難度実績は、「オスマントルコの国造り」「全能なるゼウス」「勝利を讃えよ」あたりですかね。他にも面倒な奴が多くて嫌ですね。
次はどれ行こうかな、モンゴルのシナリオかオスマントルコの国造りのどっちか狙っていきますかね。ローマの没落で相当精神すり減らしたので、創造主ボーアは今すぐにはやりたくないですね……。
まとめ
1.序盤はとにかく耐える
AIの初期ユニット数に対してこちらはろくに軍備も整っていないため、ある程度どうしようもない部分があります。諦めて少し引いて守りましょう。
ただし今回僕がメリテネを防衛したように、守れる都市は守り切った方が後半楽かと思います。その辺りは臨機応変に対応する力が求められます。創造主プレイヤーならいけるいける。
2.幸福度管理をしっかりと
アホみたいに都市数が多いため、幸福度が超重いです。そういう意味では幸福度を8稼いでくれるミストラは神。今回僕はメリテネの口減らしをして強引に解決しましたが、これは結構有効かもしれません。極端な不幸をしっかり防げば案外戦えるのでしっかり対策していきましょう。
3.占領はスピード優先
特に全都市奪還後に言えることですが、都市は陥落するごとに柔らかくなるため、少々強引にでも1度落としてしまえば再占領しやすくなり、動きやすくなることが多いです。占領に成功すればAIも結構都市を狙ってくれるため、ユニットも案外維持できたりします。積極的に占領しちゃいましょう。ただし幸福度には気を付けよう!
4.西ローマの都市は解放しとくと美味しい
西ローマは創造主補正によって割と人口が伸びるので結構なスコアを産出してくれます。ただし無理する必要はないです。自分も今回プレイした際にしっかり防衛できたのはサロナエだけでしたが、ちゃんとササン朝に勝利できました。
それぞれ攻略記事なんかを見るとめちゃくちゃ書かれてると思うんですが、やっぱり自分もプレイしてみて大事だと感じた部分です。戦線が非常に長く、常に臨機応変な対応を求められる点が非常に難しいですが、腕に覚えのある方はぜひ挑戦してほしいシナリオです。ちなみに自信が無い方は蛮族側でチャレンジすると楽しいです。
なお、この挑戦をしていたらG2R2018へのBMSの登録が若干間に合うか怪しくなってきたので、これから音切りを急ピッチで進めていきたいと思います。今のところ音切りの成功率は0%なのでローマの没落シナリオより難しいのではないだろうか
おまけ
どうでもいいんですが、西ローマのサロナエを解放したところモニュメント建設とかいう敗退行為をしていたため、プレイ中に割と本気でブチギレてました。
このシナリオではローマ側の社会制度にデメリットしかないため、ゴールドを払って文化力を手に入れるモニュメントは産業廃棄物以下のどうしようもない建造物です。(一応全都市にモニュメントを揃えたら民族抒情詩が建造可能になりますが、この都市数と生産力で国家遺産の建造は無謀だし無意味)
せっかくのUUであるレギオンを作らずにハンマーをモニュメントに注ぎ込むとか、もはや野球未経験者に阪神の監督をやらせる方がマシなレベルのありえない行為。
更にどうでもいいっちゃどうでもいい話なんですが、このホノリウスとかいう皇帝、史実でも超無能だったらしい。ゲーム内まで無能っぷりを再現しなくていいから。
そのうち実績解禁がてら西ローマボコって憂さ晴らししたいと思います。